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創業家一族

創業家一族

有森 隆 著
定価 1,980円
(本体 1,800円+税10%)
※電子書籍の価格は各販売ストアにてご確認ください。
発売日 2020-01-30
仕様 四六判/560P
ISBN 978-4-8443-6962-2
「息子を社長にするのは、いつでもできる。だが、経営者にすることはできない。」中内㓛(ダイエー創業者) 現代トップ企業44社の血縁物語。 永らく日本はベンチャー不毛の地と言われてきた。 米国ではGAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)が、中国にはBAT(バイドゥ、アリババ、テンセント)が台頭。二○年前には取るに足りないか、存在すらしていなかった企業だ。 本書では、“日本株式会社”の中心に位置するトヨタ自動車(豊田家)、ソニー(盛田家)、武田薬品工業(武田家)、パナソニック(松下家)、ブリヂストン(石橋家)やサントリーホールディングス(鳥井・佐治家)、セブン&アイ・ホールディングス(伊藤家)、イオン(岡田家)などの『創業家一族』を生体解剖。 ファーストリテイリング(柳井家)、ニトリホールディングス(似鳥家)、ヤマダ電機(山田家)の三社は、第一章の『「終身社長型」の創業家』に掲載。 また、「闇営業」で話題になった吉本興業(吉本・林家)、父娘が経営権を巡って死闘を繰り広げた大塚家具(大塚家)、ドラッグストア再編のカギを握るマツモトキヨシホールディングス(松本家)、組織ぐるみの不正が発覚し、存亡の危機に瀕したスルガ銀行(岡野家)などを鋭く解析している。 平成期には、西武グループの総帥だった堤義明や「価格破壊」の流通王の中内㓛が失脚し、柳井正、孫正義、三木谷浩史らが台頭し、新しい異相のカリスマに主役が交代した。 本書は、「創業家一族」経営の核心に迫る巨艦ノンフィクションである。

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