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将軍の日本史

将軍の日本史

榎本 秋 著
定価 980円
(本体 891円+税10%)
※電子書籍の価格は各販売ストアにてご確認ください。
発売日 2021-06-04
仕様 新書判/288P
ISBN 978-4-295-20146-5
日本の歴史をひもとくと、時代を貫くひとりのキーマンの存在に気づく。それが「将軍」である。 将軍は、およそ700年間続いた「武士の時代」において、天皇を凌駕する存在であり、日本の歴史そのもの、といってよい。 本書は約700年にわたって日本の歴史の頂点に立った将軍たちにスポットを当てたものである。 武士の棟梁といわれ、将軍といえば教科書でも習う頼朝や家康といった偉大な面々を頭に浮かべがちだが、実のところ、「できない」将軍の方がはるかに多かった。 政治に関心がない、男色に溺れる、敵前逃亡するなど、驚くべきエピソードをもつ将軍たちが数多くおり、その姿は意外に人間くさい。 ちなみに、昨今のNHK大河ドラマは将軍がメインキャラクターになっている。 昨年の『麒麟がくる』では足利13代将軍の義輝(演者は向井理氏)・15代将軍の義昭(同・滝藤賢一氏)、 現在放映中の「青天を衝け」では徳川15代将軍の慶喜(同・草彅剛氏)が毎週出ずっぱりで主役を食う人気っぷりだ。 さらに来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では鎌倉初代将軍の源頼朝(同・大泉洋氏)、2023年の大河ドラマの主人公は徳川家康(同・松本潤氏)と、 今後もNHKの大河ドラマで将軍たちの活躍が続き、本テーマについて読者の関心は増すばかりである。 本書を読めば、歴代将軍48人の知識が身につき、さらにドラマを楽しむことができる。

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