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アジア燃ゆ

アジア燃ゆ

近藤 大介 著
本体 891円(税別) ※電子書籍の価格は各販売ストアにてご確認ください。
発売日 2020-04-06
仕様 新書判/376P
ISBN 978-4-2952-0002-4
新型コロナウイルスに揺れる中国。 混沌の香港デモ、 総統選で反中を示した台湾。 春節明けの上海株式市場は大暴落、3月開催の全国人民代 表大会も延期となり、最大の危機と囁かれる習近平政権。 一方、半年以上も抗議デモが続く香港の街で著者が取材か ら得た現地の声。台湾蔡英文総統の再選は香港デモが追い 風となったのか。第一線ジャーナリスト渾身の現地ルポ。 緊迫の日朝首脳会談で得たスクープ、舞台裏で見た平壌の 光景を明かす「小泉訪朝同行記」を完全併録。 私はこの日の一週間ほど前、正確に言えば12月30日の昼 12時38分に、武漠西駅に着いた。香港西九龍駅を午前8 時5分に出発し、北京西駅に17時1分に到着する高速鉄道 「G80」に乗って、中国大陸の2440キロメートルを8時 間56分かけて縦断したのだ。2018年9月に開通した京 港高速鉄道である。 武漢西駅には約5分、停車した。多くの乗客が乗降したが、 マスクを着用している人など皆無だった。 武漢市中心病院の李文亮医師ら8人の医師が、危険な新型 ウイルスが武漢で発生していることをSNSで警告したのは、 この翌日のことだ。 (本文「第一章 新型コロナウイルスと中国リスク」より)

目次


■第一章 新型コロナウイルスと中国リスク
パニック前夜/「第二首都、雄安」/拡大するスマートシティ/親和性が高い社会主義とAI
/コロナショック、伏せられていた武漢の実態/「武漢封鎖」/李文亮医師、決死の訴え
/「私は泰山より菫くありたくない」/習近平体制、最大の危機/首都・北京に差し迫る危機
/露呈した習近平政権の脆さ

■第二章 荒ぶる香港――揺らぐ一国二制度
内戦状態の香港/香港デモの名所/香港ーー二七年後の世界/日本製品で溢れる街並み
/「ファミレス都市」香港/クイーンズ・ロードから見えてくるもの/逃亡者のオアシス
/「香港人であって中国人ではない」ーー一国二種人/香港人は移民となるしかないのか
/多摩ニュータウンを防彿させる町/デモを批判する庶民ーー政府無能、暴徒無理賭/
賭博の街・マカオの現在/「逃亡者」の香港人、「慰留人」のマカオ人


■第三章 脱中国に向かう台湾
台湾人が中国人に近い三大要素/漁夫の利を得た蔡英文政権/国民党の怪気炎/国民党のロートル決起集会/
街中を走る一流の政治評論家/「今日の香港を明日の台湾にしたくない」/凋落の国民党
/若き次期総統候補/若者で溢れる民進党決起集会/台湾は防衛できます!/
まったり内向き志向の若者が支持/〝台湾独立に弾みがつく〟/八一七万票超え、蔡英文総統再選の舞台裏
/蔡英文総統の若者へのメッセージ

■第四章 平壌の現実 小泉訪朝同行記Ⅰ
「パスポートを没収する!」/冷麺ツアーではなく美容室ヘ/列車が来ない平壌駅/日朝首脳会談に無関心な市民
/モザイク都市の光景/「ここはきっと地球じゃない」/変貌する夜の平壌駅/すでに〝洗脳〟寸前
/小泉首相の出迎えはあっけなく/再び監視の光る市街へ/幽霊デパート/WFP平壌所長が語った北朝鮮
/人民共和国でなく幹部共和国/初めて見た市民の笑顔
……他


■第五章 中国の「植民地」化する北朝鮮 小泉訪朝同行記Ⅱ
順安空港の小さな〝変化〟/様変わりする街並み/平壌駅前の「モノ食う」人々/栄光通りで〝平ブラ〟
/二年前の貧民窟は/スローガンは日本人へのメッセージ?/「健全居酒屋」に入って……/事情通の人物との再会
/金王朝の後継者/行進曲がかかる朝の通勤風景/首相到着のあっけない「儀式」/懐かしの駅前百貨店は中国製品だらけ
……他



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